導入実績/インタビュー 01 株式会社ESTURION 様 ─ 在庫管理のDXに | 完全無償クラウド型ソフト「Spes」

 

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導入実績/インタビュー 01 株式会社ESTURION 様

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Q.まずは簡単に御社のご紹介をいただけますか?

A.はい、当社は中国福建省にてチョウザメの養殖場と共同経営しているキャビアメーカーです。

中国養殖場工場に日本監査、日本の食品衛生基準を元にキャビアを丁寧に製造し、その味と品質を評価頂きまして、現在日本の一流店でも扱って頂いております。

非常に高品質で美味しいので、ファンになっていただけるお客様も多く、最近はキャビアガチャというサービスを提供したところ、多くのメディアにも取り上げていただきました。すごく売れていますね!

このような取り組みは、「美味しいものは平等に食べられる世の中」を実現させるために販売方法にエンタメ性を入れることで心理的なハードルを下げたものではありますが、他にもシングルマザーやひとり親家庭のお子様の誕生日にキャビアの無料配布を行っていたり、皆様もよくご存知のデヴィ夫人とご一緒にブランドの開発なども行っております。

企業サイト: https://esturion.jp/

Q.ありがとうございます。従来のキャビアメーカーさんと違って、本当に色々な取り組みを行っていらっしゃいますね。

A.はい、業界の異端児だと思います(笑)

Q.(笑)キャビアメーカーさんというと、実際どんなアイテムがあるものなんですか?

A.粒の大きさなどの品質によってグレードの差はありますが、ある意味ではキャビア1種類と言っても差し支えないと思います。

Q.単品でリピートのお客様が増えていくのは商売としては強いですね!

A.そうですね!基本的には飲食店などがお客様になるのですが、決して安い食材ではありませんので、いわゆる全国の一流店と言われているようなある程度高級店を中心にお取引させていただいております。

Q.それにしても単品ということであれば、在庫の管理なんかは意外と楽だったりするものだったんでしょうか…?

A.いえ、それが当社アナログなもので…(笑)当社のキャビアは輸入をしているのですが、ワシントン条約の保護目的もあり、そもそも輸入する際にはかなりの量を一度に日本に持ってくる必要があるんですね。

その大量のキャビアを委託先の加工工場で品質確認しながら瓶詰めを行った後、自社の冷凍庫で保管する訳ですが、当然ながら本社の事務所内にそんなに大きな冷凍庫がある訳じゃないんです。

そうなってくると外部の冷凍倉庫を複数拠点契約しながら在庫を管理していく訳ですが、目の前にある在庫を出荷していくのに必死になっていたらどの倉庫にあとどれだけ残っているかが全然分からなくなっていくという…(笑)

Q.おおお、それはどう管理していたのですか?

A.正直管理と呼べるほどのことではないのですが、注文があった際に倉庫に取りに行って眼の前で数を数えてメモを残すというレベルで…。

Q.なるほど。そこで日々の出荷を行っていたら、例えメモにある日の在庫が書かれていてもあっという間に数が分からなくなりそうですね。

A.はい、その通りです。どうしたらいいんだろうなーと思っている時に、Spesに出会えた訳です(笑)

Q.ありがたいですね(笑)Spesを導入された後は、在庫管理はどのように変わりましたか?

A.はい。日々の入出庫を入力していくことで簡単に各倉庫の理論在庫が分かるようになりましたので、とにかく無駄な倉庫移動が減りました。ハンドキャリーで移動させていたので、これは地味に助かるんですよ。いや、地味ではないな…(笑)

Q.改めてありがとうございます。適正な在庫量も見えてきそうですね。

A.はい。サイクル在庫…でしたっけ?とにかく次の発注までにどの程度の在庫や期間が必要なのかというのが、ある程度計算できるようになってきたのは本当に大きいです。

Q.他にも何か改善できたことはありますか?

A.実は昨年末にとある大手企業からご発注いただき、100箇所近くの店舗に納品したんですよ!

Q.おお、すごい!

A.ありがとうございます。ただ、これ…配送伝票を全部手書きしたんです(笑)

Q.ええ!大変(笑)

A.めちゃくちゃ大変でした(笑)臨時でアルバイトまで雇いました(笑)けど、ヤマトさんや佐川さんは配送伝票を印字できるんですよね?

Q.はい、先程お話しましたね。

A.ええ、その時にSpesがあれば…(笑)

Q.惜しい(笑)もっと早くサービスが始まっていれば…(笑)

A.エクセル(CSV)でアップロードすれば、そのまま販売登録も行えて(在庫も減産できて)印字用のデータまで出せるというのは、本当にその時に知っておきたかったです(笑)

Q.そうですね。意外と中小企業さんは宅急便会社が印字の仕組みを持っていることをご存知なかったりしますよね。さらにSpesは元々ECの売上をアップロードするための仕組みがありまして、それを用いていただければ販売登録も一括で行うようなことも可能だったりします。

A.はい。便利ですよね。

Q.そうしたら今は在庫管理面で非常に楽になったということで、他にSpesの導入にあたって困ったことはありませんでしたか?

A.今は運用に乗っているので問題はないのですが、導入時は結構手間取りました。まぁ、結局始め方が分からずにお任せしちゃいましたが…(笑)

Q.そうですね。Spesはオールインワン型なので多機能な分、どこから始めたらいいか分からないというお声も多いです、ぶっちゃけ。

そのために初期導入をお手伝いするプランを作りまして、それは結果としては本当に色んなお客様に喜んでいただけてますね。

A.そこは有料なんですよね?

Q.はい。初期導入や運用開始後の電話サポートだけは費用をいただいています。

A.ああ、そこ!普段の利用が無料なのが本当にすごいですよね。本当に大丈夫ですか?(笑)

Q.はい、Spesはそういう事業モデルなので(笑)現在は投資家様からのご出資や初期導入で費用を回しながら、将来は利用者様がより売上を伸ばす仕組みの所で手数料をいただく事業を計画しています。なのでまずは利用企業様に本当に増えて欲しいですね。

A.ええ、応援してます。こんなに便利なのになくなったら困るから(笑)

<編集後記>

終始和気あいあいと盛り上がるインタビューでしたが、手書きやエクセルなどアナログで在庫管理をしていると日々の業務に忙殺されてSpesのような在庫管理系ソフトウェアの導入まで気が回らないというのがよく分かりました。例え単品型の商材ですら、在庫管理の始め方を間違えてしまうとそのまま突き進んできてしまうんだなと感じます。

Spesはソフトの利用料は初期も月額も完全に無料なので、同じようなお悩みをお持ちの企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせ頂ければと思います!

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