クラウドソフトの選定の際に最も気になることは「自社にフィットするのか」という点だと思います。
まずはSpesを知っていただけたことについては改めて感謝申し上げますが、さて登録するかどうか…と悩まれている方に向けて、まずは自社にフィットするか簡易チェックできるTipsをまとめてみました。
◎その1:御社の在庫は「個」で数えられますか?
Spesは受発注・入出庫・在庫管理を一貫して行うことが出来る仕組みになっている特性上、どうしても「個」で数えられることが必須条件になります。
もちろん「個」を「本」や「枚」などに置き換えていただくことも可能なのですが、少なくとも同じ単位で発注→入庫→販売→出庫までを登録できる必要があります。
◎その2:販売登録時にその「個数」はその場で把握できますか?
その1でもお伝えした通り、Spesを利用する際には登録単位が揃っている必要があります。
その上で、在庫を「使用」したり「販売」した際に、「何個」出庫したのかを登録する必要があります。
当社では「青椒肉絲を作るのには合わない」という言い方をしていますが(笑)、料理をする際にピーマンは何グラム使った?塩は何グラム使った?というのは厳密には分からないですよね。
似ている商材ですと、花屋さんやバルーン屋さんなど、大量にある素材をその場で組み合わせながら販売・出荷していくタイプの商材がそれにあたります。
しかしながら、このようなケースでも発注のオペレーションを見直し、簡易発注方式のダブルビン方式を採用することで箱単位の在庫管理で対応していくことも可能だと思います。
◎その3:消費期限が短すぎるものではありませんか?
生鮮食品のようにその日に入ってきて、その日に出荷してしまうようなものについても残念ながらSpesはそぐわないと思います。
そもそも現在在庫数を知る必要が薄いため、どんな在庫管理ソフトも合わないケースではありますが…。
このようなケースの場合、入庫したものを厳密にデータ化する必要がなく、あくまでその日に売れたものや金額さえ分かれば良いためマスター登録の必要なソフトを使うと、どうしても手間が増えてしまう可能性があるからです。
◎その4:卸売中心のメーカー業もしくは卸売業ですか?
Spesはオールインワン多機能型のソフトウェアですので、ECや複数店舗の売上をCSVデータでアップロードする機能もありますが、基本的には卸売を中心とした企業様の受発注・入出庫・在庫管理をベースに設計されているため、EC専属企業であればそれに特化した受注管理ソフトの導入をオススメしますし、倉庫・物流企業であれば、やはりそれに特化したWMSの導入をオススメします。
とは言え一般的にこのような在庫管理系ソフトは、全領域を1つのソフトで完璧に課題を解決できるケースは少なく、例えばSpesを中心に受発注や在庫管理をしつつ、倉庫側の入出庫管理については別のWMSを導入して、繋ぎこむということもよくあります。
Spesは無償なのでまるでOSのようだなと考えており、Windowsにペイントソフトは入っているけれどより専門的なグラフィックを触りたいならPhotoshopを購入する。そんな世界観をイメージしています。
◎その5:海外との取引はしていますか?
こちらもとても大事です。
特に通貨設定について言うと、本来日本円以外は為替レートの変動によって、その価値は日々異なっています。
Spesは輸出時の消費税控除計算や為替差損益の自動計算の機能などがプリセットされており、仕入れにおいても販売においても海外との取引がある場合は、非常にフィットしてくると思います。
◎その6:バックオフィス管理のソフトのあまりコストはかけたくないですか?
他のソフトウェアは基本無償プランがあっても、実際に使用し始めるとどうしてもそれなりにコストを覚悟していかなければならなくなります。
一方Spesはソフトウェアの使用だけについては徹底的に無償で突き進む方針です。
ソフトウェアの使用をしつつ、周辺領域(データの入力代行や商品の出荷代行など)で自社ではなかなか出来ないことについて費用を頂いてお受けしています。
エクセルやスプレッドシートの管理が限界に来たけれど何が良いか分からずにコストをかけるのがご心配の皆様。ぜひ一度Spesをご体験ください。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか?
もちろん他にも…
- ・複数倉庫での入出庫や在庫数の管理ができるの?とか
- ・登録したデータはあとで変更できるの?とか
- ・どのスタッフがデータ登録したか分かるの?とか
- ・棚卸しの機能はあるの?とか
- ・会計ソフトとの連携ができるの?とか
など細かい所でも自社にフィットするかどうか気になる点はいくつかあると思います(ちなみにSpesは全て対応しています!)
ひとまず無償登録して実際に触れていただくも良し、なのですが、どうしてもこの手のソフトウェアは導入時の手間が結構かかったりします。
まずはどんなソフトなのか実際にご説明させていただきますので、お気軽にご登録&お問い合わせいただければ幸いです。
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小林 淳
代表取締役 CEO
1977年生まれ。
駒澤大学を1年で中退後、世界初のモバイルターゲティングメールのメディア企業に就職。
その後、2001年に東芝連結子会社のソリューション/プロモーション企業に入社。
ネット領域だけではなく、リアル領域のビジネスに幅広く従事しあらゆる業種の販促活動に幅広く携わる。
2005年にCRM系企業の取締役に就任し、新規事業立ち上げなどの業務を経て、2007年春株式会社アイディールを設立。
2022年当社を設立、代表に就任。